丸善、メールマガジン購読者16,233名にウイルス添付メールを送信 (INTERNET Watch)

あいたた。


丸善重要なお知らせのページにあるウイルスメールの大量転送についてのご報告とお詫び(第二報改訂版)[PDF] をみると

<原因>
インターネットメールマガジン購読者のメーリングリストは、通常送受信停止となって
おり、メールマガジン発行時のみ使用する仕組みで運用しております。5 月18 日にメール
マガジンを発行する予定で準備を進めておりましたが、諸般の事情により翌日発行に延期
しました。この際、操作ミスにより5 月18 日23 時〜19 日9 時の間、送受信可能な状態に
してしまいました。このことにより前述の事態を引き起こしました。

とある。
この内容からはいろんなパターンのシステム・運用方法が想像できる訳ですが、どれにしても感想は同じになりそう。すなわち、
だめだ、こりゃ (´Д`;


しかし、なんで PDF で作るかね?閲覧しづらくて仕方ない。資料文献ならともかくアナウンスのような内容を PDF で出す理由が分からん。署名のため?とも思ったけど署名してないし。HTML で十分じゃん。
不都合な内容だから、敢えて見にくくしてるんじゃないかと勘ぐっちゃうよ。


追記:
あと、既に訂正のアナウンスは出ているんだけど、ウイルスメールの大量転送についてのご報告とお詫び(第二報改訂版)[PDF] の中の

4.現在までの調査で判明したウィルス感染メールの転送総数は69 通で、その種類は以下
の通りです。
WORM_NETSKY.P 51 件
W32/Netsky.p@MM 3 件
HTML_Netsky.P 11 件
Suspicious IFrame.a 4 件

って記述も痛いよねぇ。
ウィルスの名称がウィルス対策ベンダ各社で違う事を知らなかった訳だ。知ってれば、少なくとも上の3つは同じものである事の推測ぐらいはできるはず。
これってつまり、ウィルス対策に詳しい人間がいないって事だよね。んー、こんなの詳しいとかいうレベルの話でもないか。


まぁでも、文書を差し替えて証拠隠滅してないのは潔いと評価していいのかな。
カカクコムもそうだったけど、事後処理(アナウンス)はまともな所が増えてきたような気がする。