思いつき

それは分析工程の失敗ですね。開発側が顧客からシステム開発に必要な情報を引き出せないパターン。
そもそも、顧客がシステムを発注する事に慣れていない場合、顧客自身、自分が求めているものが何かを把握していない場合があります。
そのあたりも踏まえてヒアリングを行う事が重要なのですが、ここで十分な情報を引き出せないと後々、仕様変更の嵐が来てデスマーチ突入という事になりかねません。あるいは顧客が全然必要としないシステムを作っちゃったりします。


言葉とか定義については共通のものを定める必要は無いですね。
システム開発する上で顧客の業務に関する知識の理解は必須ですから、必然的に開発側が顧客の言葉を理解する事になります。
つか、顧客がシステム開発に際して新しい知識を学習してくれるなんて甘い事を期待しちゃいけませんw


追記:
もちろん、顧客側が学習する必要が無い訳じゃありません。
システム開発を"成功"させるためには、少なくとも発注側担当者はシステム開発というものを理解する必要があるでしょう。
開発を終わらせる*1だけなら、その限りではありませんけど。


開発者が業務知識を理解しなければいけないというのは今後も変わらないと思われます。
コンピュータは指示された事しかやりませんし、開発者は自分が知ってる事についてしかコンピュータに指示する事ができません。即ち、システム化するためには開発者が業務知識を理解している必要がある訳です。


でも確か、10年くらい前の未来予想では、そろそろ"仕様を入力するとプログラムが作成されるツール"が完成していて、プログラマが職を失う世の中になってるはずなんだけどなw

*1:いろんな意味でw