トツゲキラーメン@神田

店名にもなってるトツゲキラーメン(600円)を注文。食券制になっていて、入り口すぐに食券機がある。ここの食券機は数字キーを押してその組み合わせでメニューを選ぶタイプ。初めて見た。ちなみにトツゲキラーメンは 10 である。


さて、このトツゲキラーメンだが、店の雰囲気、親父の振る舞い、その全てから B 級*1の臭いがする店である。そして待つ事しばし、出てきたトツゲキラーメンの見た目も間違いなく B 級!w


澄んだスープに麺、トッピングには、もやしと人参の細切りを茹でたもの、刻みネギ、メンマ、ゆで卵が半分、そして、豚肉を揚げた奴、所謂パーコーがドカッと載る。ボリュームは満点。


スープを飲んでみると予想に反して魚の出汁がよく出た和風の味。醤油系のジャンクなスープを予想していたのでちょっと意表をつかれる。麺の方は太縮れ麺で、かなりのコシというか歯ごたえがあり、ラーメンというよりはうどんに近いものを感じさせる。
そんな感じなので、じゃコレうどんなのか?と一瞬思ったのだが、全体としてはやっぱラーメンなんだよね。なんとも不思議な味わいとなっています。
ジャンル分けが難しかったので、考えてる時にふと、あの「二郎はラーメンにあらず。二郎は二郎という食べ物である」という名言を思い出してしまったりw


ちょうど親父さんが調理する真ん前に座ったんだが、作る様子がまたとっても大雑把なんだなコレがw 麺を茹でる寸胴の縁に溜まった水を素手で払った後に麺をつまんで茹で具合を確かめたりとかね (゚∀゚;
でも、ずっと見てると実は細かい気配りが行き届いている事に気づく。麺の茹で加減はこまめにチェックしてるし、調理の合間を見ては調理器具にホースで水をかけて汚れを落としている。お客が立った後はちゃんとテーブルを布巾で拭いて次の人を入れる気遣いもできてる。当たり前と言えば当たり前の事だけどちゃんとしてる所って意外と少ないと思う。まぁ、それでも汁の拭き残しとかは残ってる訳だが、そこはご愛敬って事でw あー、でも紙ナプキンかティッシュが置いてあるとなお良しだったなぁ。


コストパフォーマンスもかなり高いし、肉をがっつり食いたい時には最適なのでこれはお昼のレギュラー入り決定ですな。

*1:褒め言葉ね